PerfectWatch Advance

企業のIT資産の利用状況を可視化し、管理プロセスの整備を支援するソリューションです。IT資産管理に関する申請や棚卸、台帳メンテナンスなど、管理業務の負荷を軽減します。

　
• ハードウェアやソフトウェアなど社内のIT資産の棚卸を効率化したい
　
• ソフトウェアライセンスを適切に管理したい
　
• ライセンス情報を正確に把握して、コストを削減したい
　
• IT資産を正しく管理して、セキュリティを向上したい

BSA（Business Software Alliance）で提供されているデータモデルに独自の拡張を加えて履歴管理機能を完備します。これにより過去の特定時点での資産管理状況を参照できるようになります。

利用者ごとに必要なメニュー・情報を表示するマイページを提供します。マイページで自分が「利用・管理」するIT資産状況を確認できます。異常がある場合、ポータル・メールでアラート通知されるため、タイムリーな対応が可能です。

証跡管理／進捗管理が可能です。BSAで提供されているソフトウェア資産管理ドキュメント類のひな形をもとにした「申請書」で、正しく効率的な管理フローを実現します。

インベントリ収集ツールからのデータを取り込み、台帳情報と比較できます。オフラインPCでも「オフラインインベントリツール」を使ってインベントリデータを収集できます。

効率的な棚卸を支援する管理者主導の棚卸支援機能を整備しています。ポータルの特性を活かし、利用者参加型の棚卸支援機能も整備しているため、棚卸結果は台帳とは別に保存され、是正状況を記録できます。

精度の高い台帳で適切な情報開示を実現します。

• PerfectWatch Advanceは、IT資産の状況を正しく把握・管理するための台帳システムです。ソフトウェア資産管理に欠かせない5つの台帳を完備しています。
• ポータル機能によりIT資産状況を利用者へ公開できます。情報を公開することで、利用者一人ひとりのIT資産に対するコンプライアンス・コスト意識向上が期待できます。管理者は自組織の管理対象のIT資産も把握できます。公開範囲の制限も可能です。

• ハードウェアおよび導入ソフトウェアの台帳情報とインベントリ情報を比較して、アラート機能でさまざまな異常をタイムリーに洗い出し、ポータルページおよびメールで利用者に通知します。
• SAMACソフトウェア辞書を活用すれば比較精度・効率が向上します。

• PerfectWatch Advanceは、ソフトウェア資産管理の国際規格であるISO/IEC 19970-1などに準拠した、IT資産管理体制の整備を支援する製品です。
• 一般的なクライアント管理ツールと異なり、5台帳と各IT資産のライフサイクルに応じたワークフローを備えており、社内規程・プロセスに則した運用を支援します。

クラウド全盛の昨今、サービス利用でこんなお悩みはありませんか？

・脆弱性が発見されたとき、管理していないために影響の有無すらわからない。
・各ベンダーサイトでの割り当て管理では管理が分散してしまい、期限・費用・対象者をまとめて把握できない。
・退職者のライセンスまで払い続けている。退職者へのサービスを止めていなかったのでまだ使える状態だった。
・ライセンスを付与しているのに使っていない。

クラウドサービスの管理上の課題：一般的に以下のようなリスクがあると言われています。

・セキュリティリスク
　脆弱性、退職者が退職後も無断で使い続けている

・コストリスク
　契約の見直しや整理ができていない、使っていないのに支払いだけが続いている、各部署ばらばらに高額な契約をしている。

・生産性のリスク
　管理サイトがさまざまでIDの発行作業が大変。
　ID忘れ、パスワード忘れなどの問い合わせ負荷が増大。
これらのリスクを回避するために、しっかりした管理プロセスの構築が不可欠です。

リスク回避のプロセス構築はハードルが高いと考えていませんか？

■「やりたいけれど、できていない」その原因は…
・管理のプロセスは大事だが、申請・台帳管理・アカウント発行・アカウント棚卸などをExcel＋手作業ですべてやるのは工数がかかりすぎる。
・利用予定の確認をメールでアナウンス、メールの返信を集計し直し膨大な手間となっている。

そこで「Excel＋手作業」からの脱却を「PerfectWatchサービス管理機能」で実現します。

■PerfectWatch Advanceサービス管理機能
・分散したクラウドサービスの情報を一元管理。
　申請手続きから棚卸までのプロセスをExcel＋手作業から脱却。

・従来のIT資産管理と同じ基盤で管理。
→PC管理、ソフトウェア管理と同時にクラウドサービスの管理が可能。統合した管理基盤を提供可能。

■サービス管理機能 システムイメージ

マイクロソフト製品を活用し、IT資産管理の体制構築に必要な機能・サービスを提供します。ワークフローを含め、効率的な運用を実現できます。

前提環境
■サーバー環境

• Microsoft SQL Server
• ※ Active Directory（AD認証連携を行なう場合）
• ※ Microsoft System Center Configration Manager（SCCM連携を行なう場合）

■クライアント環境（参照端末）

• Internet Explorer 11
• Microsoft Edge
• Google Chrome
• Mozilla Firefox

■クライアント環境（オフラインインベントリ）

• Windows

ライセンス管理 （5台帳の1つ）	所有ライセンスを管理できます。 CPUライセンスやデバイスライセンス、アップグレード利用、ダウングレード利用など、さまざまなライセンス形態に柔軟に対応できます。 またライセンスと導入ソフトウェアの一括紐づけ機能を提供いたします。
ライセンス関連部材管理 （5台帳の1つ）	ライセンス証明に必要な部材を管理できます。またライセンスの利用状況の実態と台帳を定期的につき合わせする棚卸作業に対して、棚卸ツールとのデータ連携機能を提供します。
導入ソフトウェア管理 （5台帳の1つ）	インベントリツールからの収集結果と別に、導入ソフトウェアを管理できます。 インストール前に導入ソフトウェアの利用を確定し、ライセンス違反のリスクを低減できます。 インベントリ収集結果を連動させることで、インストール実態を把握でき、ライセンスを最大限に有効活用できます。 またライセンスと一対一に紐づけをおこなうことで、ライセンス契約形態に準じた綿密な管理を実現できます。
ハードウェア管理 （5台帳の1つ）	ハードウェアを漏れなく台帳管理できます。 インベントリツールと連携が可能なPC資産については、ツールにより検出されたハードウェア資産の変更が自動的に反映されます。 実態と台帳を定期的につき合わせする棚卸作業に対して、棚卸ツールとのデータ連携機能を提供します。
周辺機器管理 （5台帳の1つ）	周辺機器を漏れなく台帳管理できます。 実態と台帳を定期的につき合わせする棚卸作業に対して、棚卸ツールとのデータ連携機能を提供します。
ソフトウェア マスター	ソフトウェアの管理レベルを定義します。ソフトウェアごとに管理対象とするか、利用の許可や禁止、ライセンスの紐づけ方法などを定義可能です。 パッチなどのライセンス管理を行わないソフトウェアについては、ライセンス紐づけを行わないなども可能です。 部門などの限定された範囲で利用する個別利用ソフトウェアの定義もできます。 インベントリ情報からソフトウェア名称を特定するためのソフトウェア辞書の更新サービスを別途提供しております。

証跡管理・進捗管理	誰が申請し、誰が承認したのかを確認できます。また申請書が承認待ちとなった段階で、承認者にメール通知され、ポータル上にも承認待ち件数が表示されます。
ハードウェア関連申請	ハードウェアの調達から廃棄までの一連のプロセスをワークフロー申請書として提供します。 ハードウェアの利用状況変化を起点としたライセンスの利用状況の変化をタイムリーに台帳に反映します。
導入ソフトウェア関連申請	ソフトウェアの利用にかかわる変更（利用開始・利用終了など）のプロセスをワークフロー申請書として提供します。 利用開始前にライセンスとの紐づけを実施し、ライセンス違反のリスクを低減します。 ソフトウェア利用開始申請後、インストールの確認ができない場合アラートが発生するため、ソフトウェアの利用状況をタイムリーにモニタリングできます。
利用ソフトウェア関連申請	利用可能ソフトウェアの登録・申請プロセスをワークフロー申請書として提供します。 利用するソフトウェアについて使用許諾の承認などのプロセスを経て評価し、適切なルートを通して承認するため、不正なソフトウェア利用に関するリスクを低減できます。
所有ライセンス関連申請	ライセンス調達～廃棄、関連部材の複製・貸出などのプロセスを、ワークフロー申請書として提供します。 ライセンス調達時の関連部材登録など、複数台帳を一括で更新できるため、管理者の作業負荷を軽減し、台帳の鮮度・整合性を保ちます。

オンラインインベントリ	ネットワークにつながっているハードウェアのインベントリ情報を、定期的／自動的に取得できます。※2
オフラインインベントリ	オンラインインベントリで対応できない「オフラインハードウェア」のインベントリ情報収集を可能にします。
ライセンスタイプ別	OEM製品／ボリュームライセンス製品などのライセンス種別を、自動的に取得できます。※2
ハードウェア管理番号取得	固有のハードウェア管理番号に紐づけて、インベントリ情報を収集できます。※2

※2 マイクロソフト社製System Center Configuration Manager 2007/2012を使用した場合の連携機能です。

棚卸管理	棚卸開始時点の台帳状態を保存し、棚卸用データを作成します。 棚卸実施結果をフィードバックし、是正方針を決定・保存します。
棚卸支援機能 （管理者主導）	専用のExcelツールに棚卸用データをダウンロードして棚卸を実施します。 棚卸結果をアップロードし、是正結果を記録します。
棚卸支援機能 （利用者参加型）	ポータル上に表示される、個人別IT資産の情報から、ユーザー自身が存在有無を確認し、棚卸を行います。 管理者手動で行われる実地棚卸に比べ、工数を分散できます。

統合メニュー	当ソリューション提供機能を目的別にまとめ、ユーザーに必要な機能のみを表示するように制御します。
コミュニケーション	IT資産管理にかかわるお知らせや通達をTOPページに表示します。公開範囲、有効期限などを設定できます。※4
ドキュメント共有 関連リンク集	IT資産管理に必要な規程・規則などのドキュメントを一元管理できます。※4 社内サイトへのリンク、社外サイトへのリンクなどIT資産管理に関するお役立ち情報をまとめることができます。※4
マイページ機能	ユーザーの使用・管理するIT資産情報を集約して表示します。 棚卸期間中は、マイページから該当資産の存在有無を登録できます。
アラート表示	台帳の突合結果にもとづき、ライセンス数不足・未申請ソフトウェア/ハードウェアなどを検出しアラートをポータルに表示します。 例） 「保有ライセンス数を超えて使用しています」 「許可されていないソフトウェアを使用しています」 etc….
組織別資産状況表示機能	導入ソフトウェア、所有ライセンス、ハードウェアについて組織別に資産状況を確認できます。台帳との差異がある場合には、アラートを表示します。
レポートインジケーター表示	さまざまな分類での分析結果をポータル画面に表示します。 例） ソフトウェア分類比率 棚卸進捗率 契約期限アラートライセンス数 ライセンス違反件数 etc
ITレポート	資産状況をさまざまな角度から一覧表示できます。 例） 使用ライセンス数一覧 CALライセンス数一覧 未許可ソフトウェア利用ハードウェア一覧 利用ハードウェア一覧 利用ソフトウェア一覧 etc

ライセンス：300万円～

保守：60万円～

ソフトウェア辞書サービス 価格（年間費用） 36万円（税別）

※PerfectWatch Advanceライセンス管理対象デバイス2000台以下の場合（※2000台を超える場合はお問い合わせください）
※ハードウェア、その他OS、ミドルウェアの費用を除きます。
※製品の導入作業およびカスタマイズ費用については、お問い合わせください。

不要なハードウェア資産を能動的に返却するようになるなど、ユーザーのIT資産管理に対する意識が向上しました。遊休資産やライセンス数の最適化が進み、未許可ソフトウェアの利用など、セキュリティ面での指摘も減少しました。

お客様：コクヨ株式会社様

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社内に放置されていたIT資産の存在も自主的に報告が上がってくるようになり、ユーザーの意識向上を実感しています。

お客様：株式会社ベリサーブ様

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約2万台のPCに導入されている約600万本のソフトウェア棚卸しを頻繁に行なうことは容易ではありませんでした。またユーザーは自身の管理状態をリアルタイムに確認できませんでした。いまではPerfectWatchのライセンス割当の自動化の機能やポータル画面を活用することで資産管理の精度を向上させています。

お客様：キヤノンマーケティングジャパン株式会社様

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