カスタマー フィードバック ソリューション

カスタマー フィードバック ソリューションは商品やサービスの創造・改善に向けて、顧客の生の声を収集するための仕組みを提供します。Webフォーム上で顧客の声を投稿、投稿内容を審査の上で公開、閲覧や意見の投稿、収集されたデータの分析を行うことができます。

　
• 顧客の声を収集し、商品やサービスに改善に活かしたい
　
• 導入やカスタマイズを専門業者に頼ることなく、自社で対応できるようにしたい
　
• なるべくコストをかけずに顧客の声を収集・分析する仕組みを導入したい
　
• Microsoft 365のライセンスを有効活用したい

カスタマー フィードバック ソリューションはPower Platform上に構成されており、MITライセンスのもとで無償で利用可能です。

カスタマー フィードバック ソリューションで提供する掲示板(フィードバックポータル)は、サインインが不要で投稿できます。投稿内容は担当者宛にメールで通知が届き、担当者が内容を確認した上で、掲示板で公開できます。そのため不適切な投稿内容の公開を防ぐことができます。

掲示板に投稿された内容は他のユーザーも見ることができ、コメントを追加することができます。投稿内容に議論が広がることで、様々な視点で分析が可能です。

ローコード開発プラットフォームのPower Platformで構成されているため、従来のアプリケーションのようにサーバーの設計や構築を必要とせず、素早く簡単にお客様から生の声を収集・分析する仕組みを構築できます。
また、ロゴの追加やコーポレート カラーへの変更といったカスタマイズ作業も、外部の専門業者に頼ることなく、自社内で自由に行うことができます。

顧客の生の声を広く収集するため、フィードバックはサインインせず誰でも自由に投稿いただけますが、フィードバックは担当者が内容を確認の上、問題のないものだけを公開する流れとなります。公開されたフィードバックは、他の顧客も閲覧可能な状態となり、賛成/中立/反対といった自分の意見を投稿することができます。

※CAPTCHA とは “Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart” の略であり、人間とコンピューターを判別するテストのことです。

本ソリューションは、大きく 3 つのブロックで構成されています。

　
1. 収集ポータル: インターネットを通じて顧客から生の声を収集する
　
2. 管理アプリ: ステータス管理によりフィードバックを管理する
　
3. 分析レポート: 投稿されたフィードバックを様々な角度で分析する

それぞれのブロックで提供している機能は以下の通りです。

ブロック	機能	内容
収集ポータル	フィードバック投稿	商品やサービスに関するフィードバックを投稿できます。
	フィードバックに対する評価・ コメントの投稿	担当者にて選定したフィードバックに対して、顧客が評価(賛成/中立/反対)、コメントを投稿できます。(※評価は1人1回のみ)
	お知らせの表示	顧客へのお知らせを表示します。
管理アプリ	管理アプリ フィードバックのステータス管理	担当者にて、顧客からのフィードバックを審査し、公開/実現/却下等ステータスを変更します。 ※ステータスが公開、進行中、実現のフィードバックがポータルに表示されます。
	お知らせの投稿	顧客へのお知らせを管理します。
	フィードバック投稿時のメール通知	フィードバックが投稿されたときに、担当者へメールで通知が送付されます。
分析レポート	フィードバックのデータ分析	フィードバックを複数の条件で絞り込んで分析します。

顧客はポータルから、商品やサービスに関するフィードバックを投稿したり、他者のフィードバック内容に投票・コメントすることができます。(ページはそれぞれの利用デバイスに最適化された形で表示されます。)

顧客はポータルから、商品やサービスに関するフィードバックを投稿したり、他者のフィードバック内容に投票・コメントすることができます。(ページはそれぞれの利用デバイスに最適化された形で表示されます。)

投稿されたフィードバックは一覧表示され、タイトルをクリックすることでフィードバック内容の詳細を確認することができます。(投稿通知メールからフィードバック内容の詳細を表示することもできます。)

投稿されたフィードバックはポータルでの公開可否を含め、フィードバックへの取り組み状況をステータスで管理することができます。

投稿されたフィードバックや投票は、様々な条件で絞り込みながら自由に分析することができます。(分析レポート詳細ではフィードバックに対するコメントを確認することができます。)

本ソリューションは MIT ライセンス※1のもとで無償提供していますが、実行基盤である Power Platform のライセンス※2は別途必要です。

• Power Apps Per app または Power Apps Per user
• Power Apps Add-ons Portals page view capacity (※3)
• Power BI Pro (※4)

※注釈

1. MIT ライセンスは、オープン ソース ソフトウェア (OSS) のライセンスの1つで、無償でご利用いただけるライセンスです。
   MIT ライセンスの全文は https://opensource.org/licenses/mit-license.php をご確認ください。
2. 各ライセンスの価格は以下をご確認ください。
   ・Power Apps の価格価格 :https://powerapps.microsoft.com/ja-jp/pricing/
   ・Power Apps Add-ons Portals の価格 :https://powerapps.microsoft.com/ja-jp/pricing/
   ・Power BI の価格：https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/pricing/
3. 収集ポータルにてサインインを実装する場合は、Login capacity ライセンスが必要となります。
4. Microsoft 365 E5 または Office365 E5 をお持ちの場合は、Power BI Pro を個別で購入する必要はありません。

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