サービス概要
Microsoft Power Platform 内製化支援センター とは?Power Platform 内製化支援センターは、Microsoft 365 に含まれている Power Platform を基盤とした内製化支援サービスです。
弊社がこれまで、Microsoftソリューションの多くの導入実績で培った「技術サポート」 と 「知財」 でお客様の効率的な内製化実現を包括的に支援します。
内製化に立ちはだかる様々な壁
準備
フェーズ
- 豊富な知見を有する Power Platform エンジニアの確保
- リスクを最小化し生産性を最大化する環境の設計・構築
- アプリケーション開発におけるガイドライン整備
開発
フェーズ
- Power Platform で提供されている幅広い技術領域を網羅するエンジニアの育成
- トレーニングや技術サポート等の多種多様な要望への対応
運用
フェーズ
- 定常・非定常の運用項目洗い出しと自動化
- Power Platform の最新情報のキャッチアップと反映
- アプリの維持・管理を組織としてバックアップする仕組み
最大の壁
最大の壁は、優秀な人財の確保と、全社展開までの時間・コスト、そして利用者からの様々なサポート要望に応えられるだけのサポート体制構築
内製化に立ちはだかる様々な壁を乗り越える秘訣が
Power Platform 内製化支援センター サービス
内製化推進体制 タイプ別比較
内製化の推進体制は、個別最適で部署毎に内製化を進める「個別対応型」、ガバナンスの確立と全体最適で社内横断的組織をつくる「自社センター設置型」、外部のCoE※や開発技術を活用し短期間で全社最適を実現する「共有センター利用型」の3タイプに分けられます。
※CoE : Center of Excellence の略で、優れた人材やノウハウなどを集約し、「卓越性の中心」となる横断的な組織のことです。
本サービスは、「共有センター利用型」です。本サービスをご利用いただくことで、時間とコストの削減に加え、俊敏性と拡張性を確保することができます。
① 個別対応型
部署単位で自由に内製化を推進します。開発した本人しかメンテナンスできないアプリが乱立し、担当者間での情報共有もされないため、時には同じ機能を持つアプリが乱立することもあります。
② 自社センター設置型
自社内に組織横断型のCoEを設置し、全社的にガバナンスが効いた状態で内製を推進します。社内でCoEの人材確保することから始め、ガバナンスの確立や全体最適のルール作りなど、自社センターが十分に機能するまでに膨大な期間とコストを要します。
ベストプラクティスや部品の横展開はセンター主導で進められますが、開発リソースを自社で抱え込む必要があります。
③共有センター利用型
弊社が提供する内製化支援センターを利用し、全社的にガバナンスが効いた状態で内製を推進します。社内でCoEの人材を確保する必要がなく、サービスで提供されているベストプラクティスや部品を活用することで、迅速かつ効率的な内製推進が実現します。また、開発リソースは必要な時に必要な分だけ利用することができます。
解決できる課題
こんな課題を持つ企業に最適です- アプリ開発には多くの時間とコストがかかるため、全てのデジタル化需要に対応しきれない
- 慢性的なアプリ開発者の不足により優秀な IT 人材の獲得に苦労している
- アプリ開発の委託によって、ブラックボックス化と維持管理費高額化が進行し環境変化に素早く対応できない
- 無秩序にアプリが乱立している
- ローコード開発プラットフォームのライセンス費が高額
特長・メリット
Microsoft Power Platform 内製化支援センター を利用するメリット①内製の仕組みを短期間で実現
内製化支援センターで提供している各種ガイドラインやコーディング規約等をご利用いただけ、全社展開に必要な CoE は自社内に構築することなく、サービスとしてご利用いただけます。これにより、内製化のための Power Platform 環境をユーザーへ素早く展開することができます。
②包括的なサポートが受けられる
利用者向けの育成(トレーニング実施やハッカソン開催)や技術支援(Q&A)の提供は勿論のこと、管理者向けのセキュリティを考慮した環境構築やアプリ監査といったガバナンスに至るまで、総合的なサポートを受けることができます。
③保有ライセンスで始められる
Power Platform ライセンスは、Microsoft 365 の標準機能で提供されます。 Microsoft365の契約があれば、すぐに利用を開始することができます。新たにローコード開発ツールを選定・契約し、高額なライセンス費用を支払う必要はありません。
④使った分だけ無駄なく経済的
技術サポートは従量課金制のため、使った分だけ費用が発生します。さらにサポート時間を事前購入いただくことで、サービス品質はそのままにコストを抑制できます。
⑤業務品質向上とコスト削減を両立
共通ガイドラインやポリシーの策定・維持管理はセンターの CoE が、技術サポートは様々なスキルを持つエンジニアが支援します。センターには、様々なお客様にPowerPlatformを導入する中で得た多くのナレッジが蓄積されています。このナレッジを活用することで、幅広い技術領域をカバーすることが可能になります。
機能・仕様
サービス概要「Power Platform 内製化支援センター サービス」 は、Microsoft 365 に含まれている Power Platform を基盤とした内製化推進を支援します。
弊社がこれまで、Microsoftソリューションの多くの導入実績で培った「技術サポート」 と 「知財」 でお客様の効率的な内製化実現を包括的に支援します。
1.技術サポート
Power Platform のエンジニアが、管理者向けの導入から利用者向けの内製化、利用者・管理者向けの管理に至るまで、内製化の推進を包括的に支援します。
育成 (トレーニングやハッカソン) や技術支援 (Q&A)、アプリ開発、運用保守、ガバナンス維持など、お客様の要望に基づき、必要なサービスを提供します。
これまでのPower Platformの導入実績からセンターに蓄積された豊富なナレッジや知財を活用することで、高水準な技術力を提供することが可能です。
導入支援
(管理者向け)
CoE で提供している標準的なガイドラインや規約に基づき、短期間で確実な環境とルールを構築内製支援
(利用者向け)
内製を促進するためのトレーニングやハッカソン、PoC (概念実証)、テクニカル サポートを提供管理支援
(利用・管理者向け)
アプリの監査やライセンス付与、利用状況監視、アプリケーション ライフサイクル管理を支援2.知財
内製化実現のためには、生産性を最大化するための環境設計・構築や、ガバナンスのためのポリシー設計、ユーザートレーニングが重要になります。
本サービスでは、Power Platform のエキスパートが中心となり、ガバナンスと効率化のためのガイドや教材等を提供します。
これらの知財は、センターの CoE が継続的に開発するため、Power Platform の絶え間ないバージョン アップや新しいコネクタ追加にも順次対応し、ガイドラインやポリシーが古くなるといった心配もありません。
提供する知財 一例
- 環境構築ガイドライン
- アプリ開発のネーミング規約
- Power Apps のトレーニング用教材
センターの提供体制
担当マネージャーとサポート エンジニア、CoE が連携を取りながら内製化推進を支援するため、お客様は CoE やサポートの体制を抱え込むことなく、高品質で柔軟な支援体制を利用することができます。
❶担当マネージャー
円滑なコミュニケーションを図るための担当マネージャーが、貴社の要望や方針などを把握しセンター内で共有
❷Power Platformエンジニア
様々なスキルを持つエンジニアがチームとして Power Platform の幅広い技術領域を網羅したサポートを提供
❸CoE (Center of Excellence)
CoE がガバナンスと効率化のためのガイドラインやツール、教材等の知財を継続的に開発・提供
費用体系
サービス費用サービス内容:
Power Platform を基盤とした内製化推進に向けて技術サポートと知財を提供。利用した分だけ費用が発生する従量課金制のシェアードサービス。
品目 | 単価(税別) | 数量 | 単位 |
---|---|---|---|
月額基本料金 (知財の使用権含む) | 個別見積 | 12 | か月 |
技術サポート (事前購入 : 月間〇〇時間) | 個別見積 | 12 | か月 |
技術サポート (従量制) | 個別見積 | 実消費 | 時間 |
※月額基本料+技術サポート(事前購入)+技術サポート(従量制)を組み合わせてのご契約となります。
技術サポート(事前購入)をあらかじめご契約いただくと、トータルコストを抑えることができます。
サービス提供時間:
弊社社営業日 9:00~12:00、13:00~17:30
契約形態:
準委任契約 (履行割合型)
納品物:
月次作業報告書 (作業内容と時間を記載)
関連ソリューション
その他のPower Platformソリューションスムーズな導入と高度な活用を実現する利用者教育サービスから、さまざまな問題解決を技術的側面から支援する技術支援サービス、弊社エンジニアがアプリ開発・保守を担当するアプリ開発サービスなど、包括的なPower Platform向けソリューションを提供しております。
1. スムーズな導入と高度な利活用を実現する利用者教育サービス
→ Power BI ユーザー トレーニング サービス
→ Power Apps & Automate ユーザー トレーニング サービス
2. 様々な問題解決を技術的な側面から支援する技術支援サービス
→ Power Platform テクニカル アドバイザリ サービス
3. 弊社エンジニアがアプリケーション開発・保守を担当するアプリ開発サービス
→ Power Platform アプリケーション ディベロップメント サービス
4. 上記 1 ~ 3 に加え、お客様の内製化を包括的に支援する内製化支援センター サービス
→ Power Platform 内製化支援センター サービス(本サービス)
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