クラウドパッチマネジメント構築支援サービス

サービス概要

クラウドパッチマネジメント構築支援サービスとは?

Microsoft社のオンプレミス型パッチ管理ツールである「Windows Server Update Services (WSUS)」の開発終了と非推奨化が発表され、将来的な廃止が見込まれています。

本サービスは、WSUSの後継としてMicrosoft社が推奨するクラウドベースのパッチ管理サービス「Windows Autopatch」と「Azure Update Manager」の、お客様環境への導入を支援するサービスです。

お客様の現状を確認し、最適な導入計画を立案して無理のない導入を支援します。また、導入後の運用に不安の無いよう、必要な運用手順のご提供まで、お客様の状況に合わせて実施します。

【Windows Autopatchとは】

Microsoft社が提供するクラウドサービスで、Windows 11、Microsoft 365 Apps for Enterprise、Microsoft Edge、Microsoft Teamsの更新プログラム管理を自動化する機能を提供します。

【Azure Update Managerとは】

Microsoft社が提供するクラウドサービスで、Azure仮想マシン(VM)、オンプレミスサーバー、Azure以外のクラウド環境のマシンに対して、更新プログラムの適用や管理を一元化する機能を提供します。
Windows ServerやLinuxにも対応しています。

解決できる課題

こんな課題を持つ企業に最適なサービスです

WSUSが廃止になる前に、Microsoft推奨のパッチ管理サービスに切り替えたいが…

     
  • 何から始めればよいか分からない。
  •  
  • 適切な設定内容が分からない。
  •  
  • ユーザーやシステムへの影響を考慮した切り替え方法が分からない。
  •  
  • 切り替え後に、どのような運用をすればよいか分からない。

特長・メリット

当サービスを利用する3つのメリット

Microsoft製品ならオンプレミス・クラウドどちらも実績豊富

弊社は、1994年からMicrosoftのパートナーとして、数多くのお客様のMicrosoftソリューションの導入に携わってきました。
オンプレミス環境でのActive DirectoryやWSUSはもちろん、Microsoft 365に代表されるクラウドアプリケーションにも幅広く実績を重ね、培ってきたノウハウを最大限に活かしてお客様をサポートします。
30年以上にわたる豊富な経験で蓄積された、Microsoft製品に関する深い知見と技術力を持つエンジニアが、お客様の期待に応える最適なソリューションをご提供します。

お客様に最適なパッチ管理サービス導入計画を立案・実行可能

弊社の豊富な導入実績とノウハウにより、お客様の現状に合わせたきめ細かな導入計画の立案と実行が可能です。結果として、「無駄なく効率的」かつ「無理のない」パッチ管理ツール導入を実現します。

最新のサービス導入がパッチ管理の課題を解決

WSUSでは避けられなかった以下のような課題は、Microsoft社の推奨サービスである「Windows Autopatch」や「Azure Update Manager」の導入により解決します。

WSUS Windows Autopatch / Azure Update Manager
× 社外ネットワーク非対応 〇 インターネット接続があればどこでもOK
× サーバー管理が必要 〇 クラウドサービスだからサーバー導入不要
× 管理者の負担大 〇 設定の自動化やレポート機能の充実で負担軽減

機能・仕様

サービス詳細

弊社では、本サービスを以下のような工程で進め、本番展開まで手厚く支援します。

No 工程 説明 貴社役割
環境準備 Azure基盤、ディレクトリ同期基盤、ライセンス調達等の環境前提事項の準備を実施いただきます。 各種作業全般
1 環境調査・
ヒアリング
サービス設計と構築の事前準備として、環境の調査とヒアリングをいたします。 情報提供・
ヒアリング回答
2 サービス設計 環境調査・ヒアリングの結果をもとに、サービスの設計をします。環境構成書を作成します。 レビュー・承認
3 パラメーター設計 サービス範囲のパラメーターを設計します。パラメーターシートを作成します。 レビュー・承認
4 構築・
動作確認
環境構築をします。検証機を用いて、簡易動作確認をします。 各種準備・立会
5 プレ展開 選定いただいたマシンを対象にプレ展開をします。 立会・動作確認
6 手順書作成 管理者向けの手順書を作成します。 レビュー・承認
7 技術移管 管理者向けの手順書を使用して、運用担当者に技術移管をします。 受講
本番展開 本番展開を実施いただきます。 各種作業全般

各工程の詳細

1. 環境調査・ヒアリング

パッチ管理の現状やサービス導入の前提条件を踏まえた環境調査を行い、お客様固有のサービス設計のためのインプット情報を収集します。

2. サービス設計

環境調査の結果をもとに、お客様環境に合わせたサービス導入範囲や無理のない導入方法について、基本方針を策定します。

3. パラメーター設計

サービス導入の基本方針に従って、お客様専用の最適なパラメーターを設計します。

4. 構築・動作確認

事前の設計をもとにお客様環境にて構築作業・動作検証を実施し、設計と構築作業の正しさを確認します。

5. プレ展開

安心して全社展開するための備えとして、本番展開前に対象範囲を絞ってのプレ展開を実施し、成功を確認します。

6. 手順書作成

展開後の運用方法に不安が無いよう、必要な運用項目に対応した管理者向け手順書を作成します。

7. 技術移管

管理者向け手順書の内容を運用担当者にご理解いただけるよう、ポイントを説明します。

導入までの流れ

クラウドパッチマネジメント構築支援サービス 導入までの流れ

本サービス導入期間は4~5か月程度ですが、お客様の要件や環境により変動しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

FAQ

よくあるご質問
Windows AutopatchとAzure Update Managerの併用は可能ですか?それぞれの使い分け方針はありますか?
併用は可能です。Windows AutopatchはクライアントPCやモバイル端末向け、Azure Update Managerはサーバー向けに最適です。両者を併用することで、社内の全デバイスに対して包括的な更新管理が可能になります。
プレ展開対象マシンの選定基準は?
先行展開グループには、更新の影響が少ない業務用端末を選定するのが一般的です。段階的な展開により、リスクを最小限に抑えることができます。
環境準備や本番展開を支援してもらうことはできますか?
はい。環境準備や本番展開は貴社にて実施の分担としておりますが、弊社にご用命いただくことも可能です。

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