サービス概要
aider Castとは?aider Cast(イディキャスト)は、Windows運用ソリューション「Flex Work Place Unifier Cast」の配信機能を利用して、アップデートの運用負荷を軽減するアウトソーシングサービスです。
Windows 10以降のアップデートは今までのアップデートとは大きく異なり、毎月のアップデートに加え、年に1度の大型アップデートが提供されるようになりました。それに伴い、環境の準備や検証にかかる運用担当者の工数も増大しました。aider Castは更新プログラムの事前情報収集から、配信準備、配信作業、配信後のフォローアップまでワンストップで提供し、お客さまの運用負担を減らします。
解決できる課題
こんな課題に最適です- セキュリティ面に不安はあるがトラブルが怖いのでアップデートを行っていない
- Windowsアップデートは毎月行っているが運用負荷を減らしたい
- リモートワーク用のPCのアップデートを行いたい
- Officeのアップデートも行いたい
- 拠点の帯域が狭く容量の多いアップデートの配信が不安
- 全国に拠点に設置してあるWSUSサーバーの維持費用を減らしたい
特長・メリット
aider Castを利用するメリット専門担当者の手によるアップデートでお客さまの運用負荷を大幅に軽減
配信前
Windowsアップデートに不具合はつきものです。aider Castは専門の担当者が事前にアップデートプログラムの情報を確認、不具合情報の有無チェックのうえ報告するため、アップデートによるトラブルが減ります。
配信
配信用アップデートパッケージの作成からテスト配信、本番配信まで代理で実施し、配信にかかっていた工数を削減できます。
配信後
アップデート失敗の原因を担当者が調査し、報告。アップデートの適用率を向上させ、セキュアで統一された環境づくりをサポートします。
aiderCast工数削減イメージ
リモートワーク用PC、Officeの配信に対応した配信ツール『Unifier Cast』
- ネットワークに負荷をかけない独自のアーキテクチャを採用しており、中継サーバーなしに多拠点への配信ができます。大容量のアップデートファイルを分割する分割配信機能により帯域の狭い拠点への配信も安心です。
- リモートワーク用PCにはVPN経由でアップデートファイルの情報のみ配布。大容量のアップデートのデータはインターネットから直接ダウンロードさせるためVPN装置に負荷をかけないアップデート運用が可能です。
- 主流になってきたC2R形式のOfficeのアップデートにも対応。Windowsアップデートと同じ分かりやすいUIで配布設定が可能です。
多拠点の配信イメージ
リモートワーク用PCへの配信イメージ
機能・仕様
サービス詳細/機能・仕様紹介動画
サービスの種類と内容
1. ヘルプデスク
Unifier Castの技術的仕様のQ&A対応 ・メーカー・ベンダーエスカレーションの代行など
2. 更新プログラム情報の収集と確認
メーカーから発表される定期アップデートの情報をもとに更新プログラム情報(脆弱性情報、深刻度、影響度、リリース後の不具合情報)を確認
3.配信前準備
Unifier Castにて対象の更新プログラム受信状況を確認し、調査結果をもとに適用可否を判断
4.テスト環境へ配信テスト
対象更新プログラムをテスト環境に対して配信
お客さま検証中に発生した不具合の原因調査
不具合発生時の原因調査および更新プログラム配信停止作業
5.全社環境へ配信
セキュリティ面および安定稼働について問題がないことを確認後、対象更新プログラムを全社環境に対して配信
6.配信後のフォローアップ
更新プログラム適用状況(未適用端末のリストアップ)の報告
更新プログラム適用による不具合が発生した場合、更新プログラム情報、対象端末の情報を連携し、更新プログラム配信停止を実施
7.定期報告
適用計画、準備~配信、適用~課題対応に関する進捗報告
更新プログラム適用率、未適用率のリポートを定期的(月次)に報告書をメール添付
サ―ビス提供イメ―ジ
Unifier Cast 主な機能
更新ファイルを小さなブロックに分割して配布
配布パッケージを小さなブロックに分割して処理するので、ネットワークを圧迫せず、途中で処理が中断されても、次回接続時には中断されたところからダウンロードが再開されます。
分割した更新ファイルをPC間で伝播して手分けして配布
Unifierマスターサーバーから配布パッケージを受け取ったPCが、同じ拠点内のPCへ配布パッケージを伝搬するため、サーバーやネットワーク帯域の負荷を軽減します。
更新プログラムの適用状況を可視化
Unifier Castのダッシュボードで更新プログラムの適用状況を一元管理します。
- 管理対象の全PCを対象に、Windows 10のバージョンごとにPC台数を表示、対象PCのアップデーターの展開状況をグループごとに表示します。
- ユーザーがアップデートに失敗したときは、Windows 10のエラーコードだけでなく、横河レンタ・リースが独自にメンテナンスするデータベースから、エラー内容の詳細が表示されます。
- 確認したいグループの更新状況のグラフをダブルクリックすると、グループ内のPCの詳細データが表示されます。展開後の空きディスク容量や更新プログラム適用時のエラーなど、ユーザーのPCで起きている問題を「配布ログ」で一元管理できます。
導入までの流れ
aider Cast導入までの流れ最短2か月で導入が可能です。
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01 ヒアリング担当者が現在のご利用の環境、課題、ご要望をヒアリングします。
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02 お見積・ご提案ヒアリングした内容をもとにシステム構成、サービス内容をご提案します。
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03 設計・構築作業サーバーの設計構築・運用設計を行います。
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04 テスト・修正テスト環境への配信を実施し、課題の洗い出しを行います。
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05 運用開始お客さまと取り決めた運用管理基準書に従い月次アップデート運用を開始します。
費用
aider Castの費用UnifierCastライセンス料金 月額200円/台
aiderCast運用費用(QU月1回、FU年1回の場合)
月額300,000円/~管理PC2,000台まで
※配信内容・配信回数についてはカスタマイズ可能です。
※別途サーバー構築などの初期費用がかかります。
FAQ
よくある質問サービスに関するご質問
配信機能(Unifier Cast)に関するご質問
・ Office 2010~2016
・ Office 2016/2019 C2R 、Microsoft365Apps
・ Adobe Flash
・.NET Framework
上記以外はSimple Package Editorを利用しサイレントインストールに対応している更新プログラムであれば基本的には配信が可能です。ただし、動作保証はできかねます。
① 更新プログラムを1MB単位に分割して配信できることに加え、配信途中にPCをシャットダウンしても途中から配信を再開できます。そのため低帯域の環境でも配信が可能です。
② 管理画面からのダッシュボード機能により更新プログラムの適用状態が一元管理できます。
③ アップデート失敗時にエラーコードが翻訳した状態で表示されるため、原因の特定が容易になります。
ただし、AD環境があるとグループ情報をCSVでインポートできるため、設計が容易になるという利点があります。
CPU | 2GHz以上かつ2コア以上 |
Memory | 8GB以上 |
HDD | 40GB以上の使用可能な領域 *配布パッケージを保存するためのハードディスク領域が別途必要です。 |
OS | Microsoft Windows Server 2016 Standard Microsoft Windows Server 2019 Standard |
Runtime | Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 Microsoft .NET Framework 4.6.1 以上 |
Web Service | Internet Information Services 7.5以上 (Windows Server 2016,2019 には、IIS 10.0が付属されています) マスターサーバーにCastMakerをインストールして使用する場合は Internet Information Services 10.0が必要です。 |
DataBase | Microsoft SQL Server 2016 Express Microsoft SQL Server 2016 Standard Microsoft SQL Server 2017 Express Microsoft SQL Server 2017 Standard Microsoft SQL Server 2019 Express Microsoft SQL Server 2019 Standard |
詳細は以下URLを参照してください。
https://www.yrl.com/fwp/spec/unifiercast.html
マスターサーバーのスペックを増強することで20,000台超も可能です。
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